FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

特別実習(9)

 目を覚ますと身体中汗びっしょりだった。呼吸は乱れ、胸は早鐘を打つように高鳴っていた。また子供の頃の夢を見ていた。最近良く見る夢だ。彼は頭を振り、夢の残り香を追い払った。視界の端に彼が横たわる白いふとんと、白い枕カバーが写る。洗剤の清潔な香が鼻腔をくすぐる。
「ずいぶんとうなされていましたよ」
 声が聞こえた。視界に女の顔が現れる。まだあどけなさの残る、初々しい顔が、ベッドに横たわる彼を見下ろしていた。女は頬を膨らませている。
「もう、しっかりしてくださいよ。わたし新米で、ただでさえ緊張してるんですからね」
 プンプン、という効果音が聞こえて来そうな表情で、しばし女は彼を見つめていた。
 女が一つ息をついた。そして、では行きましょうか、と言って顔を上げると、彼の寝ているキャスター付ベッドに手をかけて移動を開始した。
 廊下に出ると少しだけ肌寒く感じられた。無機質な白い天井に付いたしみが、足元から頭上へと流れていく。女が話かけてきた。理想や正義について語る彼女は、みずみずしく、健気で、青臭く、聞いていると少し恥ずかしくなった。
 長い廊下の突き当たりを左に折れ、さらにかなりの距離を進んだところにある部屋に入ると、女はベッドの移動を止めた。部屋の中は話し声に満ちていた。彼女はベッドから手を離すと、彼の視界から消えた。
 パチンという手を打つ音が響く。話し声が止まる。
「では授業を始めます。今日は特別実習です」
 女は緊張気味の声で言った。

 (END)

テーマ : 官能小説
ジャンル : アダルト

特別実習(8)

「では授業の最後にお話をします」
 机の移動が終わり、生徒達が席に着いたの確認すると、石川先生は話を開始した。
「性犯罪者が捕まった後どうなるか、みなさんは知っていますか」
 一人の生徒が「刑務所で暮らす」と答えた。
「はい、そうです。性犯罪を犯した人は『終身刑』という刑を受け、一生刑務所で暮らすことになっています。まあ、終身刑はもっともですね。また性犯罪を繰り返させないためには、隔離しておくのが一番です。ところで最近になり、こうした刑務所にいる性犯罪者を、何かに利用できないかという意見が出ました。そこで今日のように、特別実習に用いられるようになったわけです。性犯罪者のような最低の人間を人の役に立てる、いい方法ですね。そしてーー」
 石川先生はチラリと腕時計を見て、時間を確認した。
「ーー来年からは新しい制度がスタートし、さらなる利用が行われます。医学の発展に使われることになったのです。今までは医学の実験や実習で、動物達の貴い命が犠牲になっていました。来年からはその動物達の代わりを、性犯罪者達にやってもらおうというのです。画期的な制度ですね」
 先生がそこまで話したとき、衰弱しきっていた男の顔に変化が表れた。驚きの表情がありありと浮かんだのである。そしてなんとも恨めしそうな目で先生を見つめた。先生は横目でそれを確認したが、特に気にした様子はなかった。
「でも先生は、少し残念に思っているんです。確かに今度の制度はいい制度だと思います。でも、だからこそ、なんでもっと早くスタートしなかったのかと、悔やんでしまいます。そうすれば、その分動物達が犠牲になることがなかったのにと、考えてしまいます」
 先生は悲しそうな顔をして生徒達を見渡した。
「まっ、過去のことを言っても、どうしようもないですね。その分これからは、今まで以上に動物にやさしく接するよう、心がけましょう」
 では授業を終わります、と先生は号令をかけた。その直後チャイムが鳴った。
 彼はトイレに行くために席を立った。男の寝かされている台の横を通るとき、彼は恐怖を感じながらも、恐いもの見たさで男の方を見た。目が合う。男は血管が浮いた目を見開き、顔を歪ませながら彼を睨んでいた。彼は心臓が止まりそうだった。震えながら後ずさり、男から視線をそらすと、無我夢中で走った。
 男はいつまでも追ってきた。一人で学校から帰るとき、夜トイレに行くとき、シャワーで髮を洗うとき、その恐怖をたたえた瞳で、男は彼に迫ってきた。
「苦しい……苦しい……」
(ごめんなさい、ごめんなさい)
「どうしてあんなひどいことをしたんだ」
(ごめんなさい。でも、僕だってやりたくなかったんだ)
「痛かった、本当に苦しかった」
(なんで僕ばっかり。みんなだってやったじゃないか)
「死にたくない……助けてくれ……お願いだ、助けてくれ……」

テーマ : 官能小説
ジャンル : アダルト

特別実習(7)

 先生は再び教卓の上のケースを開け、今度はライターを取り出した。
「みなさんは火傷をしたことがありますか。先生はあります。熱くて、痛くて、本当に苦しいです」
 先生はライターに火を灯した。
「ではこのライターの火を、神経が集中している亀頭に近付けて、火傷を負わせたらどうなるでしょうか」
 先生はそう言ってライターの炎を男の股間に近付けた。
 男の身体が波打つ。痙攣を起こしたように震えている。しかし、先生はライターの炎を遠ざけようとはせず、数秒間に渡って男の亀頭を焼きつづけた。肉が焦げるきなくさい匂いが部屋の中に漂う。先生が火を消したときには、男は白目をむいていた。
「いかかだったでしょう。男の人がとっても苦しいのが、わかってもらえたと思います。皆さんが花火をやるときには、今日のことを是非覚えておいてください。ちなみに、花火の火をかけるのも有効です。また亀頭ほどではないですが、他の部分でもそれなりの効果があります」
 これで実習は終わりです、と先生は言い、机をもとに戻すように指示した。そして改めて男の残っている方の睾丸を握りつぶし、ペニスを鋏で切り落とした。そのとき男は目を覚まして苦しそうにしてはいたが、衰弱がはげしく、造作は弱々しかった。

テーマ : 官能小説
ジャンル : アダルト

特別実習(6)

「ところでみなさん。みなさんが性犯罪に合うとしたら、どのような時間が多いと思いますか」
 先生の質問に対し、一人の生徒が「夜」と答えた。
「その通りです。では、どのような場所が多いでしょうか」
 この質問に対しては「公園」、「路地」、「空き地」、「電車の中」などさまざまな意見が出た。
「どれも正解です。……ちょっと質問を変えますね。どのような場所で性犯罪者に会うと恐いでしょうか。少し想像してみてください」
 生徒達が想像をめぐらせている間、しばしの沈黙が訪れた。そして、「大人の人がいないところで、変な人にあったら恐いと思います」と、女子生徒の一人が不安気に言った。石川先生が満足気な顔をする。
「そうですね。みなさんが性犯罪者に会ったとき恐いのは、回りに大人がいないことです。先ほどの答えと合わせると、夜に人気のないところに行くのが危険といえそうです。では、皆さんがそういった時間にそういった場所に行くのは、どのような場合が考えられるでしょうか」
 再びさまざまな意見が飛び交った。今度は「花火」という答えが出たところで、先生は頷いた。
「今答えてもらった通り、皆さんが夜、人気のないところに行くとしたら、花火が多そうです。だから性犯罪の危険に備えて、大人の人が一緒でないときは、花火をするのは控えた方がいいです。でも花火はきれいだし、楽しいですよね。だから性犯罪者なんていうくだらない人のために、これをあきらめるのはくやしいです。そこで今から、花火のときに性犯罪に巻き込まれたときのための、とっておきの対処方法を説明します」

テーマ : 官能小説
ジャンル : アダルト

特別実習(5)

「さてみなさん。男の人の股間には、睾丸の他にもう一つ弱点があるとさっきいいました。おちんちんです。次はそのおちんちんを攻める方法を学びましょう」
 石川先生は教卓の上のケースを開け、安全ピンを取り出した。
「みなさんは名札を付けていますね。名札には安全ピンが付いています。これが武器になります」
 先生はピンをはずし針先を露出させた。そして安全ピンを持っていない方の手で男のおちんちんをつまみ上げた。
「おちんちんのさきっぽのきのこの傘のような部分、これを亀頭といいます。この亀頭にはたくさんの神経が集まっています。だからここを攻撃されると、男の人はとても痛がります。では実際にやってみます」
 石川先生は安全ピンを男の亀頭に深々と突き立てた。男が目を見開きビクリと震える。先生はピンを突き刺したまま説明を続けた。
「今回は安全ピンを使いましたが、他のものでも大丈夫です。例えば女の子であれば、ヘアピンなども効果的です。他にはコンパスの針などもいいですね。ともかく亀頭に刺すことができるものなら、なんでも有効です。みなさんは日頃から、性犯罪に備えてなにか一つ持ち歩くように心がけましょう」
 言い終わると石川先生は無造作に安全ピンを引き抜いた。男は再びビクリと震えた。
プロフィール

hz

Author:hz
FC2ブログへようこそ!

最新記事
月別アーカイブ
Lc.ツリーカテゴリー
フリーエリア
Lc.ツリーリンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
ランカー
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。